2020年5月1日から一部の地域で始まった特別定額給付金の給付。
対象地域にお住まいの方は早速申請した方も多いようですね。
私の地域ではまだ対象外で今月中には申請できる予定ではありますが、念のために申請方法を確認しておこうとマイナポータルにログイン。
…しかしここで驚愕の事実が判明…!
マイナポータルの動作条件が…
実際に申し込みするためのページへアクセスしてみます。
マイナポータル サービストップ
https://myna.go.jp/SCK0101_01_001/SCK0101_01_001_InitDiscsys.form
すると大きく「特別定額給付金の申請」と記載されています。
申請はこちらボタンをクリックしぴったりサービスを開きましょう。
表示されたページの「動作環境チェックはこちら」をクリックしてみると…
なんとOSが対応していないという表記が出ます。
どういうことなのか、動作環境をチェックしてみると…
- Windows 8.1
- Windows 10 (Creators Update以降)
- macOS 10.12 Sierra
- macOS 10.13 High Sierra
- macOS 10.14 Mojave
その他iPhoneやAndroidも使用可能ですがここでは割愛。
なんと2020年5月現在、最新OSであるmacOS 10.15 Catalinaに対応していません。
最新のOSを使おうとしているセキュリティ意識の高い人が、オンライン申請できずに郵送でしないといけないのか…!?
なーんて思っても仕方のないことですが(笑)
これはいけない…ということで、無理矢理対応させる方法を模索すると簡単に見つけ出すことができました。
User Agentを変えるだけでOK
とても簡単。
macOSを使っているならどのMacにも入っているSafariで、ユーザーエージェントをちょこっといじれば対応可能となります。
※実際はぴったりサービスの申し込みページを開いた状態で行うのですが、あえて分かりやすく動作チェックページで解説を行います。
まず、該当ページを開いた上でメニューバーの「開発」→「ユーザエージェント」→「その他…」を選択します。
※「開発」メニューがない場合は、メニューバーの「Safari」→「環境設定…」を開き、「詳細」タブ内にある「メニューバーに”開発”メニューを表示」のチェックをONにすると現れます。
すると、ユーザエージェントの文字列を入力するダイアログが表示されるので…
macOSのバージョンを表す「10_15_4」の部分を「10_14_6」に書き換えてOKをクリックして下さい。
するとあら不思議。
WebからはmacOS 10.14.6 Mojaveだと認識され、対応していますとの表記が。
これは簡単ですね。
注意点も
とても簡単に使えるようになるのですが、念のため。
まず、無理矢理使えるようにしているので間違いなく手続きが行える保証はありません。
とは言ってもWebやツイッターで見ていると失敗例は無さそうなので大丈夫だとは思いますが。
あと、ページを閉じるとユーザーエージェント効果がなくなるので、再度設定しなおす必要があるので少し面倒です。
とはいえ、まったく何も出来ないよりは良いとは思うので、一時対策としては十分ではあるとは思います。
まとめ
というわけで取り急ぎざっくり解説しました。
まぁ最近はPCやmacじゃなくてもスマホから申請できるようになっているので、OSの問題で困る人は限定的かもしれませんが… 私はPCで申請したい派なのでまとめてみました。
少しでも参考になったのであれば幸いです。