ちょっと怒られそうなことを聞いてみます。
「家の掃除や洗濯はしっかりしてますか?」
当たり前だ!と言われるかもしれないし、逆に「いや全くしていない」という人がいるのなら特に意識して頂きたいのですが、実は意外と掃除や洗濯するべきモノがされていないなんてことがあるかもしれません。
今回は、見落としているかもしれない掃除するべきもの、洗濯するべきものを紹介していきます!また、その頻度や掃除方法についても書いていきたいと思いますので、ぜひご参考に。
トイレの流しレバー (週に1度程度)
言われてみると「まぁキレイではないよね」って感じになると思いますが、キレイではないどころかかなりバイキンが付着しています。
用を足したあとに必ず触るところなので、見た目はキレイに見えても目に見えないバイキンが数多くいます。
ぜひ除菌するように心がけて下さい。毎日できれば良いですが、そこまでやってられないと思うので週に1度拭くくらいがちょうどいいでしょう。
掃除方法
アルコールティッシュ、またはトイレ用ワイパーなどでレバーを拭いて下さい。
レバーのためだけに使うのもアレなので、タンクの上部(水が流れ落ちる箇所)などもついでに拭いておけば見た目にもキレイですし、いざ大掃除するときも少しは楽になるでしょう。
炊飯器の裏蓋 (使うたびに)
習慣化している人にとっては信じられないかもしれませんが、意外と洗わない人が多いです。
と言うか、「それ毎回洗うものなの?」「洗うという概念すらなかった」「汚れてきて気が向いたら洗う」という声があるくらいです。
取扱説明書にも記載されていますが、基本的に”ご飯を炊くたびに洗う”必要があります。
洗わないとどうなるかというと、
- 目に見えないカビが繁殖することがある
- 不快な臭いを発することがありご飯が美味しく炊けないことがある
と、百害あって一利なし。
多少面倒だと思ってもぜひ洗いましょう。
掃除方法
他の食器と同じように食器用洗剤をスポンジに含ませ泡立ててこすり洗いします。
でんぷんが張り付いていることが多いので、しばらく水に浸けておくと洗いやすいです。
洗った後はしっかり乾かしてから炊飯器に取り付けましょう。
枕カバー (2〜3日に1度程度)
枕カバーも意外と洗わない人が多いです。
頭のフケや顔の垢、唾液や涙などの分泌物が知らず知らずのうちに枕カバーに溜まっていき、細菌の繁殖、ダニの餌、ぜんそくの原因など、まったく良いことがありません。
また、顔の肌にもとても良くないと言われており、ニキビや小さい傷に細菌が入り込んで腫れを引き起こしたり荒れたりしやすくなります。
そのため、枕カバーは2〜3日に一度は洗濯しておくことをおすすめします。洗濯を忘れるという方は、せめて替えの枕カバーをもう一つ用意しておけば、いざ洗濯を忘れても思い出した時点で交換するだけで済みます。
パソコンのキーボードやマウス (週に1度程度)
有名な話かもしれませんが、パソコンのキーボードやマウス、ノートパソコンであればタッチパッドには大量の雑菌が付着しています。
使い込みようによっては便座よりもばい菌の数が多いという研究結果が出ているほど。
見た目がキレイでもいろんな状態の手で触っているマウス・キーボードは雑菌の温床です。あまり使わないキーが茶色っぽくor黒ずんでいるならもう最悪の状態。
体内に入ると腹痛になったり、細菌感染による大きな病気を引き起こす場合があるので、ぜひ週に1度以上は除菌するようにしたいものです。
掃除方法
ウェットティッシュで表面をこすります。あまり強くこすりすぎるとキーボードの印字が剥がれることがあるので、やや強めくらいで。
机のすぐ横か下にウェットティッシュを常備しておくと気軽に掃除ができるのでオススメです。
※アルコールを含んだティッシュで液晶ディスプレイは拭かないで下さい。表面のコーティングが溶けてしまう場合があります。
洗面所の歯ブラシ置きなどの棚 (週に1度程度)
ここ、意外と盲点ではないでしょうか。
意識しないと、洗面所ってすぐに水垢やホコリで汚れてしまうもの。
歯ブラシを立てているスタンド周りなんかはすぐ赤カビ&黒カビが発生してしまって、普段お口に入れる歯ブラシがカビや水垢と接触していることを考えるとこれは何とも不潔だなと…
ぜひ週に1度、最低でも2週間に1度くらいは掃除したいところです。
掃除方法
百均などに置いてあるメラミンスポンジか、重曹水を含ませたティッシュでこすり洗いします。
届かないところが汚れている場合は、重曹を溶かした水を霧吹きでかけてやると良いと思います。
重曹はホームセンターやドラッグストア、ネット通販など多くの場所で購入できます。
エアコン・空気清浄機などのフィルター (週に1度程度)
フィルターは掃除するべき!といろんなところで聞いたことがあるかと思いますが、これは本当に掃除したほうが良いです。
しかも毎日使っているなら週に1度くらいのペースで掃除するのが望ましいです。
「週に1度だったらフィルターに大してホコリついてないしもっと期間あけて良いのでは?」と思いがちですが、実はそれでも頻繁に掃除する理由があります。
使用したあとのエアコンの内部は湿度が高い状態が続いています。
そのため、ホコリだけでなくカビも発生しやすい環境となっているのです。
そのカビを、次回エアコンをつけたときに部屋にぶわーーーーっと流してしまうため、肺炎やぜんそくなどを引き起こす原因となってしまうのです。
というわけで、カビの胞子が少ないうちに取り除いてしまおうということでフィルターはホコリが少ないように見えても掃除しておくべきなのです。
掃除方法
説明書に記載してある通りの掃除方法がベストですが、一般的な方法を。
フィルターをエアコンから取り外し、掃除機で吸う方法が一つ。
しっかり掃除するならぬるま湯をかけて洗い落とすという方法が間違いありませんね。
ただ、水を使った場合は”必ずしっかり乾燥させてからエアコンに取り付ける”ということを忘れないようにしましょう。
ただでさえ湿度の高いエアコン内部ですから、カビが好む環境をわざわざ作ることのないように気をつけたいものです。
もしフィルター掃除を心がけても臭いが続く場合はエアコン内部の洗浄が必要かもしれませんので、その場合は専門の業者へエアコン洗浄の依頼をして下さい。
バスタブの排水口 (週に1度以上)
お風呂自体の排水口の掃除ももちろんですが、ここでは”バスタブ”の排水パイプを週1以上掃除しておくことをオススメします。
パイプ内部にカビや水垢、髪の毛や皮膚垢などの塊が付着したままになると、浴室に臭いが発生しやすくなるだけでなく、カビを吸ってしまい肺炎やぜんそくなどの原因になることも。
もちろん詰まり等も発生して流れが悪くなるので、ここはしっかり掃除しておきたいところです。
掃除方法
パイプハイターなど、パイプ内の汚れを溶かしてくれるような専用のパイプクリーナーを使うのが間違いないです。
ハイター系のものを使う際は必ず窓をあけたり換気扇を使うなど、あらかじめ空気の流れを作っておくことを忘れないで下さい。
冷蔵庫の中の底面 (月に1度以上)
意識していない場所TOP3に入るのではないかという所です。
牛乳パックをストンと置いている場所、棚の奥の場所、野菜室の底などなど… よく見たらいつこぼしたのか分からない汁の跡がついていたり、パンの粉のようなものが落ちていたり… 結構汚れていることに気づきませんか?
扉の裏の牛乳パックを置くポケットの底部分は特に清潔にしておきたくて、汚れや細菌が牛乳パックの底に付着 → その牛乳パックをテーブルに置く → そのテーブルについた汚れや菌を触り自然と口に… といったルートをたどる可能性が非常に高いです。
そのため、冷蔵庫の棚の底は、月に一度くらいは拭き掃除をしておきたいものです。
掃除方法
アルコールティッシュか、除菌スプレーなどで冷蔵庫の底面部分を噴き付けて、しっかり拭き上げるようにしましょう。
時々掃除する習慣があるのなら、それほど強い力でなくともすぐに汚れは取れるかと思います。
まとめ
ここでは見落としがちな場所をピックアップしましたがいかがでしょうか。
どれか一つでも「あっ そういえば…」と心当たりがあればすぐに掃除してみましょう。
すぐに悪影響はなくても、放置していると大変なことになるかもしれないので、ぜひこれからは意識しつつお手入れしていくことをオススメします。
本日はここまで。