最近外出先でも作業をすることが増えてきたMaesukeです。
私はご覧の通りブログ記事を書いていて、なおかつ本業&副業で動画編集を行っています。
おそらくこの記事をご覧になっている方も、ブロガーか動画編集を行っている方ではないかと思います。
今回はそんな方に、「外でもブログや動画編集を行いたいけどノートパソコンってどれが良いの?」といった疑問点を解消していきたいと思います。
基本、どちらを選んでも問題なく作業できる
早速身も蓋もない見出しとなりました。
結局ですが、
ブログはブラウザーさえあればOSは何でも良く、性能が低くても全く問題ない
からです。
ただ、動画編集に関してはMac専用の動画編集ソフトがあったり、性能に関してはそこそこのメモリー容量やグラフィックはあった方が良いでしょう。ですが、性能が低くても快適とまではいかなくても編集が不可能となるわけではないのです。
というわけで、どちらでも良いですが作業が捗りやすい環境というものはありますので、最適な選択ができるようそれぞれ解説していきます。
主にブログ記事を書く方はMacBook Airが最適
ブロガーってMacを使っている割合が高いというイメージですが、実は理にかなっているポイントがあります。
iPhoneとMacの相性が抜群に良い
Android機を使用している方にはメリットとなりませんが…
例えば、ブログ記事に掲載するための写真をiPhoneで撮影したとします。
その撮影した写真って、Windowsだったらどうやって転送していますか?
USBケーブルを接続して転送している、専用ソフトを使って転送している、メールやLINE、ストレージサービス経由で転送している…などなど。
その手間が、
Macが相手ならワイヤレスで、しかも数タップで転送することができちゃいます。
具体的にはAirDrop機能を使います。
↑転送したい画像(複数選択も可)の左下のアイコンをタップし、表示されたメニューの「AirDrop」をタップします。
すると、自分のApple製品が表示されるので、転送したいデバイスをタップするとすぐに送ることが出来ます。
これで外出先でも簡単に素早くケーブルレスで転送することができます。
ちなみに逆パターンでMac→iPhoneにも画像や書類データを送信できますよ。
ブロガー御用達ツールが揃っている
例えばブロガーが解説系の記事を書く際、スクショを撮ってその画像に矢印や注釈を挿入したりすることがあると思います。
その注釈を簡単に挿入できるアプリが抜群に使いやすい!
これについては以前記事にしているので詳しくは以下をご覧下さい。(最近はWindowsでも似たようなソフトがリリースされていますね)
また、標準機能で画像加工がしやすいという面が一つ。
わざわざPhotoshopなど有料で重たいソフトを起動しなくても、トリミングはもちろん、色合いの変更、解像度の変更がMacの標準機能でパパっと処理できちゃうこと。
作業効率を求める方にとっては気持ちよく一連の作業を行えることでしょう。
動画編集がメインの方はWindowsの方がややコスパが良い
WindowsでもMacでも動画編集を経験した私が思うことなのですが、スペックによるコストパフォーマンスと自由度の高さから総合的に考えてWindowsの方が良いかなと。
例えばAdobe社の動画編集ソフト「Premiere Pro」なんかはWindows版とMac版の両方が用意されていますが、同じソフトなので求められるマシンスペックもほぼ同様です。
ですが、Windows機とMacBookの性能と値段のバランスを見ると、やっぱりWindows機のノートパソコンの方が安くて高性能なことが多いのですよね。同じ値段でMacより高性能なWindows機が買える、という感じ。
動画編集において重要なスペックが
「メモリー」「CPU」「グラフィック性能」
の3点となります。
MacBookだと、メモリーを 8GB → 16GB にするだけで2万円も高くなったり、グラフィック性能の高いモデルを選ぶと3万円以上高くなったりと… とにかくMacで性能を求めようとするとどうしてもコストがかさみます。
そのため、特にコストを重視する方はスペックが高くかつ価格を抑えられるWindows機を選択することが望ましいと言えます。
例外もある
もちろん皆がWindowsにすれば幸せ!とは限らないので、こういう方はMacの方が良いのでは?といったポイントを。
- 昔からMacを使っていて使い慣れている
- Mac専用の動画編集ソフト「Final Cut Pro X」を使っている(使いたい)
- 動画編集だけじゃなくブログもがっつり更新する
こんな感じ。
要するにMacである理由があるのであれば、Windowsでなくとも良いのでは、といった考え方です。
私はブログ記事を書く上に動画編集はFinal Cut Pro Xを使用したいので、Macを使用しています。
ノートパソコンの選び方
どちらを買うか決めたら、どんなパソコンにしようか悩みますよね。
スペックはもちろん、価格、持ち運びのしやすさなどをしっかり考慮したいところ。
そこで!用途別に私がオススメできるノートパソコンをピックアップしてみました。持ち運びの参考としてサイズも併記しています。
同時に、選ぶ際の「ここをチェックしよう」というところも併せてご紹介。
Windows機を選択する場合
外でも動画編集をしたい!でもそこそこの性能が必要だよな… という観点で選んでみました。
【A】14インチの小型軽量サイズで持ち運びに特化。
(幅/厚み/奥行き=31.9/1.7/22.0 cm 重量: 約1.3kg)
【B】グラフィック性能重視!持ち運びにはちょっと大きくて重いけどパフォーマンスはピカイチ。出先でもガッツリ腰を据えて作業をしたい方に。「ゲーミング」とありますが、動画編集とゲームで求められる性能が共通しているのでこれでOKなのです。
(幅/厚み/奥行き=36.0/2.5/25.6 cm 重量: 約2.3kg)
【C】タッチスクリーンも!13インチで小型なのにRyzen 7搭載の持ち運びやすいハイスペック。
(幅/厚み/奥行き=32.3/2.7/17.8 cm 重量: 約1.74kg)
ここでのチョイスポイントは「CPUがAMD Ryzen5以上を搭載していること」「メモリーが16GB以上」「SSDを搭載していること」です。
なぜCPUがAMD Ryzen5のものを選択したのかというと、IntelのCore i5と比べて動画編集のエンコード(書き出し)スピードが優れているからです。(かなりざっくりですがそういう認識です。ゲーム用途ならIntelが強いですね。)
そしてメモリーが16GB以上。動画の作業領域は広い方が当然良いです。机が広いと作業しやすいのと同じです。
SSDを搭載していることも重要です。HDD(ハードディスク)だと読み込み速度が遅く、動画編集時はもちろんパソコン全体が重く感じる原因となってしまいます。また、持ち運ぶことを想定しているならなおさらです。HDDは衝撃にかなり弱く、最悪の場合データが消失する恐れもあります。
PC全体のスピード&安全性に直結する部分なのでぜひ「SSD」搭載モデルを選択しましょう。
Macを選択する場合
主にブログ記事を書くことで、なおかつ効率性を重視するなら多少値が張ってもMacBookをオススメします。最近はApple製のM1チップが搭載されたモデルが発売しているので、動画編集にもかなり強いです。
※M1チップとは? … Appleが2020年に発表した、新しい規格のCPU・メモリ・グラフィック性能の集合体(SoC)のこと。省電力さを持ちながらも、性能がピカイチで動画編集時の書き出しがとても早いことで評判が良い。
【A】ほぼこれ一択!薄くて軽い2020年モデルチェンジ版のMacBook Air。話題の高性能なM1チップを搭載!3色から選べます。
(幅/厚み/奥行き=30.4/0.41~1.61/21.2 cm 重量: 約1.29kg)
【B】Airとほぼ同性能だけど、バッテリー持ちを重視したい場合はMacBook Proを。
(幅/厚み/奥行き=30.4/1.6/21.2 cm 重量: 約1.4kg)
MacBookは選択肢が少ないので選ぶ基準もあまりないのですが、ブログ記事の執筆であれば性能も下位グレードでも十分なこと、SSDを搭載していること(MacBookシリーズは全モデル搭載済み)、持ち運びが容易なサイズ(13インチ程度)といったところでしょうか。
あとはまぁ、見た目がシンプル&おしゃれでゴテゴテしておらず、外でPCを開く抵抗感が少ないとかでしょうか。ここはWindows機でもおしゃれな筐体のPCが多いので、MacBookだけがってことはありませんが…
まとめ
というわけで繰り返しになりますが、どのような用途でもOSはあまり関係ないけど運用しやすくなる選択肢はあるよ、という感じでした。
今回の内容を表にまとめると…
Windows PCが向いている | MacBookが向いている | |
---|---|---|
用途 | 動画編集をよく行う人 | ブログ記事を執筆する人 |
その理由 | 動画編集はメモリー容量やグラフィック性能が求められる。そういった上で、Macに比べてスペックに対する費用(コスパ)が圧倒的に良い。 | iPhoneでブログ用の写真を撮る人は、Macとのシームレスな連携機能によって写真を手軽に転送できるなどの効率的な作業ができる。 また、ブロガー向けのツールが充実している。 |
例外 | Macを昔から使っている、使っている動画編集ソフトがMac専用といった場合はMacBookで良い。 | iPhoneやiPadを使っていない人、Windowsでしか使えないソフトが使えなくなると困る人。事前にMacでも使えるか(代替ソフトがあるか)チェックする必要あり。 |
自分がそうなのですが、どんなPCを買っても愛着がわいてくるもので、多少不便があったとしても自分なりに良い方法を見つけて結局しっかり使い込んでしまうものです。
ですが、やはり効率性を重視するに超したことはないので、お高い買い物は是非じっくりとスペックや価格を見比べながら、自分の用途に合わせて選択していきましょう。
本日はここまで。