生活

災害対策!台風の停電・断水被害から学んだ備えるべき防災グッズ用品

夏が近づいてくると思い出すのが台風。

関西住みではありますが、昨年(2018年)は何度か台風が上陸してきたことがありました。

もちろん、関西だけでなく日本全国で多くの被害に遭われ、中には取り返しのつかない状況になった方もおられるかと思います。

今回は台風シーズンに向けて、私の実体験をもとに今こそ備えるべきモノを網羅していきたいと思います。(地震対策にも有効です)

実際に遭った被害について

台風21号

2018年8月28日(火)に発生した台風21号 ”チェービー”。

9月4日 (火)に近畿に上陸しましたが、関西空港連絡橋にタンカーが衝突、京都駅の天井崩落、瀬戸大橋で大型トラックが横転… と言えば、あの台風かとピンと来るかと思います。

参考 … デジタル台風:台風画像と台風情報
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/

その台風の猛烈な勢いは、私も皆さんも「ナメてはいけない」と感じさせられたことかと思います。

当時は転職前で、会社からも台風だからと昼前に早退命令が出て早々と帰宅した時のこと。

家で「とりあえず暴風で窓ガラスが割れないようにだけしよう」と、その一つ前の台風上陸時に得た経験だけを持って窓ガラスにガムテープを貼り、悠々とパソコンをいじっていたのですが…

14時過ぎ、いきなりパシャンと停電してしまい、まあ数時間で復旧するだろうとタカをくくっていたら、夜になっても復旧せず。
風が少し収まってから外へ出ると、なんとマンションの目の前で電線が千切れて線が地面に垂れていました… (今思うと地面も濡れていたし結構危なかったですね)

しかも電力供給がされないとマンションの水道も機能しなくなると大家さんから聞き、次の日の夕方に仕事から帰るとマンションのタンクが空になったのか水が出てこなくなりました。(ガスは無事でした)

幸い実家が近く、そこの停電は復旧していたので少しだけ実家で過ごすようにしていたのですが、予想以上に強い勢いだったのと、電気と水道が使えないなんてこんなに不便なんだ… と身を持って実感した瞬間でした。

結局復旧まで4日間ほどかかり、”台風と言っても結局家にいれば大したことない”という意識を改めさせられました。

そこから学んだ普段から常備しておくものとは?

特に困ったことは、断水によるトイレや風呂が使えないことと停電によるスマートフォンの充電ができないことでした。

幸いにも食料は普通に買いに行ける距離にあったので(やや品薄でしたが)現金さえあれば大丈夫でしたが、やっぱり普段から無意識に使えていたものが使えないと本当に辛いですね。

今までの台風は大丈夫だったからと本当に油断していました。

ライフラインの通った実家の存在に感謝です。

一定量の水

よく言われることですが、本当に大事です。

トイレは最悪近くのコンビニに行けば大丈夫でした(かなり混んでたけど)。

お風呂も実家で入れました。飲料も買うことはできました。

・・・しかし、これらの状況はたまたま運が良かったパターンであって、本当に頼れるところが無いとなると自分で水を常備しておくことがとても重要となります。

まず、スーパーや通販でも飲料水を購入しておきましょう

水道水をペットボトルに…でも良いのですが、飲料用の観点からすると常温での安全な保管期間は4日間がラインと言われているため、定期的な汲みかえが必要です。(トイレを流す用等には問題ないが)

そのため、理想としては購入した飲料水 + 生活用の水をそれぞれ用意しておくのが良いです。最悪、飲料水だけでもいいので確保しておきたいものです。カップ麺を作るのにも必要ですしね。

備蓄量は、合わせて一人あたり3L/1日が良いかと思います。

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日本の水
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モバイルバッテリー

言わずもがな、スマートフォンの充電に必要です。

もともと持っていたのもあって当時はなんとかしのげましたが、容量が小さかったのでかなりバッテリー残量には気を遣いました。

なので落ち着いてからバッテリーを買い増ししたのですが、個人的な考えとして大きめの容量・USBポートが2つ以上という条件で探しておくと良いかと思います。

USBポートが2つ以上あれば、自分のスマホと同時に他の人のスマホの充電や、後ほど紹介するUSB LEDライトだって点灯させておくことができますよ。

今回私が買ったものを貼っておきます。

個人的にAnkerのものはUSBケーブルや既に持っているバッテリーを使っていて信頼できるなと思ったのでAnker製を選びました。

より大きい容量のタイプもあるので、探してみるのも良いかと思います。

USB駆動 ポータブルLED電球

これがあるだけでもだいぶ違います。

夜になったときの真っ暗な部屋で過ごすことほど不安なことはありません。

今回購入したのはUSBポートに挿すと点灯する5W LED電球です。

これの良いところは、5Wとは思えないくらい広い範囲を照らし・フックがあるので引っ掛けられ、省電力なので長持ちするといった点です。

モバイルバッテリーの項でも説明した「USBポートは2つ欲しい」と言った点も、充電しながら明かりを照らすのに大切なことだと思っています。

ちなみに20000mAhのモバイルバッテリーだと10時間以上持つようです。

ケーブルは2.5mありますが、長さが足りなければ安くUSB延長ケーブルも手に入れることができます。

USB扇風機

いらなくない?と思った方。

意外と助かるんですよこれが。

夏はやっぱり蒸し暑く、停電時はエアコンも当然使えません。うちわでも良いのですがやっぱりできるだけ災害時の労力は抑えたいもの。

そんな時はUSB給電のミニ扇風機を用意しましょう。

意外と風量もあり、少しでも熱中症のリスクを減らすためにも有効です。

私も停電の時は寝苦しくてなかなか寝付けませんでした・・・

もちろん普段使いにもピッタリです。

大きめの保冷剤

普段から冷凍庫に常備しておくと良いと思います。

停電が長引きそうな時は、出来るだけ冷気を逃さないよう冷蔵庫の開閉を控える必要があります。

それでも、何日も経つと心配になってきます。

私は停電後3日目くらいに冷凍庫にあった小さい保冷剤を冷蔵室に詰め込んで、なんとか半数以上の食材を腐らせずに済ませられました。

が、もうちょっと大きいものがあれば・・・と感じたので、あると安心感が違いますね。

長期保存食を常備

当然のことですが重要です。

基本缶詰でも乾パンでもなんでもいいのですが、我が家はロングライフのカロリーメイトを常備しています。

昨年の台風では食料については近くで買えたので心配は無かったのですが、それは運が良かっただけで普段常備しておくべきだと思いました。

賞味期限が切れそうになったら食べて買い換えれば良いのです。

一応栄養もあるので一時的な食事としては十分アリだと思います。

まとめ

・・・とまあ、これだけあれば当時クラスの台風が来てもとりあえずは生き延びることができるのでは・・・と思っています。

当然、私より大きな被害に遭った方もたくさんおられたのでこれだけの対策じゃ生ぬるいなんて声もあるかと思いますが、私みたいに「家に居れば安全、今までも大丈夫だった」と思っている方に向けて最低限油断だけはしてほしくないという思いから今回記事にしました。

そして大切なのは、普段何をして何を得ながら生きているのかを考えれば、いざという時に何を用意すれば良いのかが自然と分かってくること。

当然のことですが改めて気付かされたきっかけとなりました。

この頃から防災意識が高まって、地震対策も少しですがやるようになっています。

保存食も期限切れの前に交換すれば良いだけですし、損はありませんしね。

今年も皆様が無事で過ごせますように。

本日はここまで!

  • この記事を書いた人

Maesuke

2年目Webデザイナー。 IT全般やWeb関係、ガジェット、暗号資産(仮想通貨)などに興味を持ち、気になった情報などを日々つぶやき続ける普通の人。

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