ブロガーの皆さんがよく使っているMac向けツールの一つとして、注釈アプリ「Skitch」(スキッチ)というアプリがあります。
今回はこのSkitchの使い方を説明していきたいと思います。
どんなことができるの?
Skitchは画面のスクリーンショットなどの画像に、矢印マークやテキスト、囲い枠、アイコン、モザイクなどをサッと挿入できるアプリです。
特にブログ記事に画面のスクショを使って解説する場合にとても便利で、手順を示す際に画面のどこをどうする、といった説明を画像内にカンタンに明記できるのです。
また、部分的にモザイク処理もかけられるので、ネット上に公開するとまずいようなものを、Photoshopなどの重いソフトを使わずともモザイクさせることも可能です。
サッとスクショしてサッと書き込み、サッと保存できる。シンプルながらこれがSkitchの強みです。
ダウンロード・インストールの手順
SkitchをApp Storeからダウンロードして下さい。
App Store - Skitch
https://apps.apple.com/jp/app/skitch-撮る-描き込む-共有する/id425955336?mt=12
App Storeが開いたら「入手」ボタンを押してダウンロードしましょう。無料です。
アプリが追加されたらインストールは完了です。
Skitchの使い方
まずはスクリーンショットを撮りたいウインドウをあらかじめ開いて用意しておきます。
Skitchをクリックして開きましょう。
すると以下のようなウインドウが表示されます。
これでもう準備はOKです。
ウインドウ上部に表示されているポップアップをクリックしましょう。今回はExcelのウインドウに注釈を付け加えたいので、「画面のキャプチャ…」をクリック。
すると上図のように画面全体が暗くなり、カーソルが十字になっているはずです。
これは画面上のどこからどこまでの範囲をスクリーンショットするか選択できる状態なので、撮りたい範囲の左上から右下までグイグイーっとドラッグしていって下さい。
ドラッグし終えると、上図のような小さなポップアップが表示されます。
幅と高さのピクセルを微調整できますが、選択した範囲のままでOKであれば青い「キャプチャ」ボタンを押して下さい。
するとすぐに上図のような画面となり、キャプチャ完了です。
ここにこれから色々と注釈を書き込んでいきます。
ウインドウ左端のツールバーから、一番上の矢印アイコンをクリックして下さい。
矢印アイコンクリック後は、キャプチャ画面上でクリックしたままドラッグしてみて下さい。
そのドラッグの最初と最後をむすぶ矢印が描画されます。
それでは今度はテキストを挿入してみます。
ウインドウ左端の「a」と書かれたテキストアイコンをクリックして下さい。
テキストアイコンクリック後は、キャプチャ画面上の任意の場所でクリックし、テキストを入力することができます。
テキストエリアの左右の帯を掴んでテキスト幅を調整することができます。
また、テキストエリア右下を掴むとテキストのサイズを調節することもできます。
次に、ウインドウ左端の四角いアイコン「□」をクリックします。
枠を描画することができます。
示したいエリアがあれば、キャプチャ画面上でクリック→ドラッグすれば描画できます。
それでは一気に仕上げてみましょう。
その他、ペンツール(鉛筆のアイコン)で画面右下の青い吹き出しのような好きな形を描画できます。
色や線の太さもツールバーで変更することができます。
また、タイトルバーやシート名をよく見るとボヤけているのがわかります。
これはウインドウ左端のモザイクのようなアイコンをクリックすることで使用することができます。
完成したら、その画像を保存する操作に入ります。
Skitchは保存もカンタンなアプリで、ウインドウ下端にある帯のような部分を、Finderなどの好きな場所にドラッグすることで一発で画像ファイルを保存することができます。
ちなみにこの画像そのものもSkitchで描画しています。
カンタンですね!
まとめ
手軽に注釈を挿入できるアプリ「Skitch」いかがでしたか?
Mac標準のプレビューアプリにも注釈を挿入する機能はあるのですが、ここまで簡単で注釈に特化しているわけではないので非常に便利!
ちなみにスクリーンショットだけではなく、既存の画像をウインドウにドラッグ&ドロップして挿入することもできますよ。
Macで画面を使って解説することが多い方はぜひ使ってみてくださいね。